アメリカの面白いアイデア、二日酔いヘルパー

日本では1980年代ごろから便利屋と名の付く職業が公に知られるようになりました。
いわゆる代行サービスと呼ばれるもので、例えば共働き夫婦や一人暮らしの高齢者など、家事とかその他のことについて体が思うように動かないとか、時間がとれないといった場合にその代わりに炊事・室内の片付けや掃除、庭先の雑草とり、墓参りや葬儀に代行参列してもらえるといった内容のものを指します。

最近はアイデアを活用して電力会社もこの便利サービスに参入し、需要の状態を試験的に確かめるという事業内容がラジオを通じて伝えられています。
隙間産業のようにアイデア次第で需要が見込まれれば自らビジネスとして立ち上げることが出来ます。
元手や事務所も構える必要もなく、差し当たって専門化するまでは高額な機器を購入することもないので簡単に始めることが出来るとも言われ、よく知られるようになりました。

会社が終わった後に先輩や同僚と共に街中へ付き合いで出かけて飲酒する場合、車を使う場合は帰途は車に乗れないので代行運転を依頼することも多いですが、これも代行ビジネスに相当するものです。

外出先と言わず自宅で飲む機会も多いとされるアメリカのコロラド州では、二日酔いヘルパーという職業があります。
家で飲みすぎた場合は激しい2日酔いに襲われ、室内は空き缶や菓子類のゴミに埋め尽くされて荒れ放題の状況に至り、やる気も失せて、食べる気にもならない状態になることが多いそうです。
こういう事態に陥ったら二日酔いヘルパーに依頼すると朝ごはんやスポーツドリンクを持参してそのお宅を訪れ、パーティーが行われた部屋を片付けて掃除を行ってくれるのです。
日本であれば清掃サービスがこれに相当するものらしいのですが、食事の用意も込みになっているのがユニークです。

二日酔いを心配しなくて済むようになる点に需要があり、人気のようです。
日本語では二日酔いヘルパーと言いますが、英語ではハングオーバー・ヘルパーと言い、電話1本で依頼が出来、ベッドでの朝食も可能とされています。
ディナーパーティや結婚式の後などの散らかった状態から、捨てたいものは何でも処理してもらえることになります。

アメリカは移民の国ですし、色々な職業があることも想像できますが、確かにどうにもならないことを自分に代わってやってくれるのですから助かるわけで、コロラド州の二日酔いヘルパーは日本から見てもユニークと言えそうです。